dopey K-os
2006-10-28T05:44:31+09:00
d0pey
持て余した暇と、長すぎた足の指
Excite Blog
iceland airwaves 2006 *** sat 1***
http://d0pey.exblog.jp/5942089/
2006-10-28T02:56:00+09:00
2006-10-28T05:44:31+09:00
2006-10-28T02:56:23+09:00
d0pey
未分類
午前中はリストバンドをなくしたことをどうにかするために時間を費やし
(小倉さん、ヨネちゃん達本当にお世話になりました。)
ホテルに帰り、お留守番していたトメはフリーマッケットに出かけ、
おではお昼寝。
zzz。
トメも帰ってきて、Kaffi hijomalindにkirakiraちゃんを覗き見しにいく。
いってきまー
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カフェに着くと、そこには現地で知り合ったヨネちゃん達が。
ヨネちゃんから「kirakiraちゃん終わったよ」とのやさしいお言葉を頂く。
っま今夜もやるしいっか。
って事で次のPaul Lydonを見ていく事に。
★ Paul Lydon (at Kaffi hijomalind)
んー適当なのか、それがこのライブの持ち味なのか聞き分ける前に2、3曲で終了。でもカフェの店員のにいちゃんはすごい笑顔だったんで、Paul Lydonのライブは見なかったことにして来日公演に持ち越し。
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そしてチョルトニン湖ほとり(IDNOの前)で買い物帰りのオルヴァル と会う。
今度こそテンパらない。
sirkusでのDJ良かったよとか、新譜いつ出るのなんて会話をする。
ちなみに新譜は4月頃でるそうな。
楽しみ楽しみ。
それにしても買い物袋も一緒に手上げちゃってるところがかわゆす。
オルヴァルと別れ、夕日が暮れかかる中ヨハンの待つ教会へ。
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★ Johann Johannsson (at Frikikjan)
チョルトニン湖のほとりにある教会に入り、ヨハンの登場を待つ。
静まりかえった中、ヨハンと何かの機械をイジル男とストリングスの(確か)カルテットが入ってくる。
一曲めは新譜。
トナーでも試聴したんだけど、アンビエント音と生音がおでの好きな配分で混ざっていて、そのまま聴いてると椅子を後ろにひっくり返してコケそうだったので、開始30秒で聴くのを止めざる終えなかったぐらい素晴らしい曲。
音というより圧力に近い低い音の上にバイオリンやらが乗っかって完全に持っていかれました。
写真撮ろうと思ってたけど、圧倒されて一枚も取れなかった。
(なんとかスタートボタンを押して、Englabornの曲を2曲ぐらい動画で撮ったので、そのうちupしたす)
しかも、夕日が教会の窓から差し込んで教会内を赤く照らしていて
雰囲気が、とても厳か。
更に、ちょうどヨハンの体に窓枠の影で十字が映ったりしちゃうもんだから、
もう涙なしには聴けません。
他の客も持っていかれていて、曲が終わってもスピーカーからの「スー」
って音が消えて完全に無音になるまで誰も拍手しないの。
そしてEnglabornの曲を何曲と新譜織り交ぜて、ライブ終了。
素晴らしいにもほどがあった。しばらく椅子から立つことができず、
一緒に見てたトメも動かないは、マユミは泣いてるは、エーコちゃんは
窓の外見てボーっとしてるはで全員が放心状態。
客がほぼいなくなったところで、やっとこさ立ち上がりヨハンと握手して会場を後にしますた。
↓ライブ後のチョルトニン湖 ↓この教会
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ホテルでカップラーメン夕食を済ませ、恒例の乾杯の儀式をし街へくりだす。
★ Daniel Agust (at Reykjavik art museum)
初日にお世話になったダニエルさんを見に行くも、既にラストの曲。おう、ミスッた。わかったのはロックってことと、ギターが去年見たRASSのおっちゃんだったって事かな。
やっぱり一年たってもくわえ煙草ギターはセクシーできまってますた。
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駆け足でPRAVDAへGo!!!
★ 7oi (at PRAVDA)
案の定、見るからに音オタクの彼。そしてやっぱり客は少ない。
ラップトップとエフェクターをいじり、ギュリバクチカチクタキタキタキボク!!!!!
Like a エイフェックスツインdeかっこよす。
最後は連射モードで乱射され、体のいたる部分が振動によって破壊される。
(金曜暴れすぎて首が筋肉痛で縦に首が動かないので、首を横に振る。
すると、この頃には筋肉痛で横にも動かなくなる。)
うん。すごく良かった。
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ここも駆け足でIDNOへGo!! Gogo!!
★ Kirakira (at IDNO)
昼間見逃したKirakiraちゃんのライブ。
ベンニヘムヘムにもいてmumのサポートもやってるトランペットの男の人がまた手伝ってた。
トランペットを音出さないで息だけ出して風の音にしたり、音出るか出ないかギリギリの振動で変な音鳴らしたり、エフェクター通したりしてておもしろかった。
あと、前ヨンシーと一緒に行ったシャ乱Qマコト似もピアノ弾いてた。
で、kirakiraちゃんも小豆洗い箱(笑)みたいのいじってジャラジャラやったり、動きがとてもかわいらしい。
ただ小さい鉄琴みたいなやつのマイクが全然音ひろってなくて困ってたのがかわいそうだたぁよ。
そんな中、サポートでクリスティンオンザステージ。
一番左前に座ってたもんだから目の前に出てきてあせった。
やっぱり飛びぬけてかわゆす。見た目もそうなんだけど、彼女のウィスパーボイスは別格だね。入ってきた瞬間すごく引き締まる。
えがったえがった。
(またおで達が騒ぐから、マユミは「あんなのエフェクター通せば誰でもでるもん」なんて抜かしてて、とても残念な子だと思ったのでシカトしといた。)
お外に出ると今日もオーロラ。
前日はi-podでmumのgreen grass of tunnelを聞きながら眺めたけど
今日はクリスティンもいたことだし、隣で歌ってくれれば・・・おで、もいきー☆
中途半端だけどもう時間がないので、これまで。
また2週間後に。]]>
iceland airwaves 2006 *** fri with Star***
http://d0pey.exblog.jp/5935121/
2006-10-26T22:08:00+09:00
2006-10-27T00:46:29+09:00
2006-10-26T22:08:55+09:00
d0pey
未分類
********【fri with Star *お星様がお化けを連れてきた * 】********
お日様も沈み、長い長い夜の始まり。
★ Reykjavik! (at 12tónar)
地元で人気のRokkバンド。
Rockっていっても色々あると思うんだけど、よくわからんが混じりけのない素朴なロックって感じかな。パンク色はするけど、メタルっぽさとかミクスチャーっぽくないやつ。
アイスランドのキッズはそういうロックが好きみたい。
このバンドは演奏は別に褒めるところはないけれど、ボーカルのパフォーマンスが面白すぎる。
トナーはCD屋なんだけど、柱とかとりあえず高いとこに登ってシャウト。
客がひいてようとかまわず客席の端から端まで走ってシャウト。
さらにハイハイで客の足の間を潜り抜けながらシャウト。
マイク持ったまま外出て、お外でシャウト。
とにかくお調子者で目立つの大好きって感じで見てて飽きなかった。
(ギターの眼鏡ぷーちゃんも目立とうと悪ぶって暴れるんだけど、眼鏡ずれたり、マイクスタンド曲がっちゃったり、ギター当てちゃったりで空回りっぷりがかわいすぎた。家ではすごいイイ子なんだよ絶対。ボーカルが目立ちすぎて、みんなの目線がそっち行くからちょっとスネてヤケになってたもん。)
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次も地元で人気のRokkバンドkimono。それまでしばしご談笑。
っと、その時またしてもヨンシー登場!
隣にはキノコヘアーのlike a マコトちゃんByシャ乱Q(恐らく彼氏かと思われる)を従えて・・・でも今度はあまりテンパらない。
しかーし
会場内で目がアウトなななななんとヨンシーの方からセイハロー!!!
さすがにちょっとシッコ モレルマン。
ヨンシーと顔見知り?ってかもう友達ってことでいいよね。
(その時は黄色いエテ公は覚えやすいからって理由だけだと思っていたが・・・詳細は後日。)
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★ Kimono (at 12tónar)
うーん微妙。
キーボードミックスのロックって感じなんだけど、まず演奏、特にドラムがメタメタ過ぎる。完全に手が間に合ってなくて、手数が多いところになると、どもって、いちいちテンポが変わる。高校生バンドの学園祭っぽい感じで、音楽として見る感じではないと思った。ボーカルもフーリガンみたいであんま好きくないし。
良かったところは、キーボードのメロディーがカッコよかった。
あと、基本的にみんな美少年だった。ってだからかヨンシー!?
ここでホテルへ一時帰宅。
カップラーメンを二個食べ無理矢理腹を膨らます。
気分が悪いので、ウォッカとウィスキーを飲んで華の金曜夜の街へ。
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★ Benni Hamm Hamm (at Reykjavik art museum)
大勢のラッパ隊を従えたムネキュンポップバンド。かわいいかわいい。
やっぱり管楽器はいいですなーとかトメと話しながら、笑顔でライブ観賞。
最後はとてもピースな終わり方で、やっぱり笑みがこぼれてしまう。
来日公演が楽しみね。
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★ Biogen (at IDNO)
音作りオタクの繰り出すラップトップエレクトロニカ。
こっちでは生音エレクトロニカは人気だけどラップトップはあまり人気でないみたいで会場はガラガラ。
トメ、マユミ、おでで床にへたり込み、マックをいじくる暗そうなオタクの顔を鑑賞するも重低ノイズで床が振動して、関節がはずれそうになる。
途中ずーっと音圧に押されてたのに、機材トラブルで急に無音になって
あせった。急な無音ってやばいよね。
で、また再開したんだけど、おでとしては再度燃焼する前に時間来て終わっちゃったって感じ。
ただ、こういうラップトップって、音に脳みそとか体引っ張られる感じがして
生音が多かった中でスパイスになって良かったし、ライブも総じて◎
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★ Apparat Organ Quartet (at Reykjavik art museum)
きました。本日のおでの中でのメインイベント!!!
キーボード2段×4人で8重層にドラム。
激カッコ良す。
最初は映像撮ろうと試みたんだけど、ヨハンがアゲ過ぎるもんだから、そそくさと諦め、マユミの元へ。
ゴメンと言いながら荷物を渡し、モッシュピットで暴れまわる。
途中ぶつかった人がトミーだったのでそのままトミーも引きずり込み激モッシュ。
一曲が終われば隣の知らない外人とウォッカを一気に流し込み、またモッシュ。
気づけばでっかいモッシュピットが。
みんな盛り上がるところでは両手でピラミッド(分かりやすく言えばドラゴンボールのテンシンハンの気功法の形 ※新気功法はやりすぎるとやばい。)を作って挙げるんだけど、もう会場の一帯感がやばかった。(その動画もあるけど案の定そのうちupできたらします。)
そんなライブなもんだからアーティストも気持ちよくなっちゃってますますアゲて、客も更に暴れて、暴れすぎてあまり覚えてません。ただ暴れ様に後ろを見たら、小倉さんがヘッドバンキングしてた映像は鮮明に記憶に残っています(笑)
もう、あのキーボード聴くとアドレナリンしか出ない。
そりゃairwavesのリストバンドも千切れて無くなるわ。
うふふ、来日の際の客のテンションはどんなんだろ。
モッシュしたら嫌がられるかな、心配。
ってな具合でお土産用の小瓶のウォッカも飲み干してしまいながら、
無事?(小指突き指は当たり前)ライブも終了。
小倉さんのゴリ押しオフェンスで楽屋裏にツアーメンバーを流し混み、最初はヨハンと写真を撮るも入れ替わり立ち替わりで、
結局Apparatメンバー全員と記念撮影。
小倉さんお世話になりました!!! ありがとうございます。
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会場を出て、10月後半のアイスランドの夜に、汗だく半そでで湯気を出しながら涼んでいると、apparatに入る前に一瞬見たオーロラの話題に・・・
暗いところ行けばまだ見えるかもということで、
オデとめマユミ小倉さんでチョルトニン湖へ
明るいところでは雲のように見えた線も、暗いところにいけば。
街の灯りと、星の中にユラーと本当にカーテンのように現れるオーロラ。
明るくなったり暗くなったり、形を変えたり隣とぶつかって合体したり。
せわしなくなびいて、消えたかと思えば頭の後ろに違うのが現れたり。
↓NASA(会場)とオーロラ。こんなカメラでも取れるぐらい明るかったのよ。
肉眼だとたまにピンクとか交じってきて本当に幻想的
↓見渡せば空が全部オーロラ。真上のオーロラを見上げるとこんなカーテンを下から見たよう感じで、その動きシュワシシュワ見えて吸い込まれそう。
オーロラは結構アクティブで見ていて飽きない。
見えいるうちにその変化の様に魅了されて、現実なのかなんなのか理解できなくなる。
次に見ようとしてたGO!Teamなんて、そのうち日本に来るさってどうでもよくなる。
呆然と空を眺めること1時間以上、手持ちのウィスキーもなくなり体も冷える。
一端区切りを付け、ホテルに戻り厚着をしてから再度鑑賞することに。
しかし、ホテルで着替えて出るともうそこにはオーロラの姿は無い。
うぅん そういうへそ曲がりなところも好きよ。
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★ Otto Von Schirach(US) (at IDNO)
期を取り直してどぅりゅんどぅりゅんのBreakCore?でヘッドバンキング。
オーロラ鑑賞の時に飲んだ酒が回り、頭も千切れそうになるが負けないで、
散々暴れまわっる。
アンコールの時に客がステージに上げさせられラップさせられるというおもしろい場面も目撃し、終了。
ここでおでのリストバンドがない事に気づき次の会場入れないかもと少し凹み、
一端ホテルに帰って休憩するも、首が筋肉痛で動かず、泣く泣くDr.spockを見逃す。
この日はこれでおやすみなさい。
最後に、おばけオーロラより。「また明日」
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iceland airwaves 2006 *** fri with Sun***
http://d0pey.exblog.jp/5933806/
2006-10-26T18:02:00+09:00
2006-10-26T21:54:13+09:00
2006-10-26T18:02:22+09:00
d0pey
未分類
ヤウ!!!
ヤウ!!!
さて・・・
まずは前回の旅の途中寒すぎて勝手に作った妖精言葉を訳と共に復習です。
●Samfos (サムフォス)
⇒寒いね。
●Hérnérr (ヒエルネール ※巻き舌)
⇒寒さがしみるね。
今回の旅ではちょっとした予備知識を持ってた為、応用編も生まれました。
●Skál (シクァーロォ)
⇒乾杯。これは正式なアイスランド語。元gusugusのダニエルさんに教えてもらった。ホテルから外に出るときにはこの掛け声と共にウィスキー&ウォッカをバシっと決めるのが恒例となる。
●Sikko Morelnenn (シッコ モレルネン)
⇒見れなかったけど、今回のairwavesでシガロスのキュータンも参加したアーティスト、Siggi Armann(シッギ アルマン)に敬意を表しながら、おしっこが漏れそうであるという意。
●Samuhersson Kosginen (サムヘルソン コスギネン)
⇒mumでサポートドラムを勤めるSamuli Kosminen(サムリ コスミネン)のプレイがパンパないことを念頭におきつつ、寒すぎて屁が止まらない小杉の屁もハンパなく臭い(外人の屁と同じ臭い)であるという意。
以上、渡氷したときには使ってね(はぁと)。
********【fri with Sun *今日も天気だほんわか日和 * 】********
ってことで華の金曜日。
ゆっくり起きてホテルでウコンに助けられながら朝食を取る。
この日は初めての氷国組はゴールデンサークルツアーに行っているので、
お昼頃から街をプラプラし、kirakiraちゃんを見にKaffi hijomalindへ向かう。
こじんまりとしたカフェに入るとすでにブロンドおねえちゃんがギター一本弾き語り。
身内とか友達とかが見に来てる感じでとてもアトホーム。曲のしんみりした流れと家族の暖かい雰囲気とに包まれながら、カフェラテでシクァーロォ。
その後、Haraman bandというおっちゃんの弾き語りを観賞。これも知り合い同士でやったバンドという感じで、音はどうってことないんだけど、なにせアイスランドでこんな風に現地の人とゆったりしているって状況がたまらなく幸せ。
しかし、いくら待ってもkirakiraちゃんはこない。
ここはどこか、今日は何日、何曜日、さらには2006年かどうか根本的に疑って
タイムテーブルと見比べてみるが、別に間違ってない。
結局カフェのにーちゃんに聞いてみたらkirakiraちゃんは明日に変更だってさ。
まぁ、こんなもんでしょアイスランドは。
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★ Hvarf (at Kaffi hijomalind)
kirakiraちゃんもやらないことだし出ようとすると、次のセットのジャンベ3つとディジュリジュが出てくる。
これは面白そうだぞと思いもう一度着席。
するとジャンベの「どぅぉうん」と言う音が鳴り出し、ジャンベ高中低トリオ&ディジュリジュ&ベース&タムタムのセッションの始まり。
途中、祖国に似た臭いを嗅ぎつけたのか、リュックに5本くらい竹の縦笛をさした恐らくインド人が、マイクを奪って飛び入り参加。トミーも持ち前の口琴で対抗するも音量が小さすぎて断念。 インド人のピーヒャラリーという笛にHvarfも最初は楽しいそうだが、しばらくたってもインド人もう止まらない。バンドメンバーの「まだやるのか、空気嫁」的な表情の織り成すハーモニーも見事に決まり、最後はみんなで合わせたリズムでバシっと決めて終了。
思わぬところで良いセッションを見れたわ。
**************************************************************
★ Patrick Watson(CAN) (at 12tónar)
Reykjavik!のタイムテーブルに合わせて行くがトナーは押してるらしく、ちょうどその前のカナダから来たバンドのライブが始まる。
キーボード兼ボーカル&ギター&ベース&ドラムで、音も非常に良い感じ。
程よいポップ感とキーボードもしくはギターエフェクターでの効果音で、
メリハリもしっかりしていて凄く聞きやすくて良い良い。
このバンドは日本に帰ってから改めて聞いてみよっと思ったくらいオヌヌヌです。
途中ドラムがテンション上がりすぎてメタクソにドラムを叩き鳴らし、
おで達もあがる。
しかーし、このバンドの一番の見所と言ったらボーカル。
ボーカルの声?
いや、美声だしとてもいいよ。
・・・でも
一番見せたいのは顔。
↓ 最初はここまで・・・
↓ でも、これがテンションあがってこうなって
↓ いろいろ、しているうちにクライマックスには
↓
↓
↓
↓
↓
こう!!!
お後がよろしいようで。
ここでお天道様はお休みして、ここからはお星様のお時間です。]]>
iceland airwaves 2006 *** thu ***
http://d0pey.exblog.jp/5930218/
2006-10-25T23:10:00+09:00
2006-10-26T04:34:09+09:00
2006-10-25T23:10:50+09:00
d0pey
未分類
まだ昨日のことを整理できない脳みそをブラ下げながら起床。
ホテルで朝食を取ってたら、食パンを焦がし過ぎて目覚まし代わりに警報機を鳴らす。
(まだ部屋にいたエーコタソとマユミは本当にでっかい目覚ましだと思ってたらしい。)
ウコンとビタミンを鼻からスカっと吸ってお天気のいい街をとめとお散歩しに行く。
←ホテルの近くの魔法屋さん。
前回は初の氷国で、これも見なきゃ、あれも見なきゃでスケジュールも
パンパンだったし、危機感は常にもって行動してたけど、今回は2回目。
ゆっくりまったりノープランで見覚えのある街を歩いて、一度行ったことのある店を覗いて、ボーナスの前でポケーとしながらスキールを飲む。
太陽もポカポカだし、あぁ幸せ。
ボーナスの下にあるシュガーキューブスのおっちゃんのレコ屋に行こうとしたら無くなってた。(sirkusの前に移動したらしい)
そして、トナーへ移動。
去年会ったおっちゃんも相変わらずなまりの強い英語で元気そうだったので、トナーの地下で今日出るアーティストを予習する。 ↑ozomaっていう羊を絡めたデザインの服屋もairwaves中は張り切って、いたるところにこのメンバーが単体で張ってある。街中お祭りとはこのことね。
途中、頼んでおいたairwavesのTシャツをNaked ape(服屋。夜になるとair wavesのチケットなくても入れるライブ会場)に
取りにいくと、そこにはDr.spockのひょっとこデスボイスのおっちゃんが・・・
デカイ。 (この人→→)
おで&とめ (デビルピースで) 「どくとるぅ(巻き舌)すぽっく!!!」
おっちゃん (アロハピースで) 「ロッケンロー!!!」
そして渋い。かっけー
やっぱりこの国はアーティストとオーディエンスの区切りがないのね。
そこら中にアーティストは歩いてるけど、別に騒ぐことではないみたいな。
彼は音楽やってる人。ただそれだけ。ライブがありゃ見に行くよみたいな。
そんな事を思いながら昨日のことを整理し、アイスランドのスモークサーモン
(パッケージにはノルディックサーモンって書いてあったけど気にしない)を買い
パンに乗っけて遅めの昼飯。
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そして日が暮れればお祭りの始まり。
★ Ske (at Reykjavik art museum)
おでの中では、日本語の歌詞の
「ほすぃにキッス あいは しあわせ」のイメージが先行してたけど、ライブも良い感じ。
激ポップな感じで、ツレのとめも大喜び。
やっぱり生音は良いよ。
その後のMates of state(US)は2、3曲見たけどどれも展開が読めたので退散。
インフォメーションセンターの隣のレストラン(安くてうまい。しかもジョナサンにいるかのような安堵感が得られる)をマユミ達にオヌヌヌしたのを思い出し、軽く覗いてみる。
案の定マユミ達は安堵感に包まれていたので合流してレッツラゴー!!!
****************************************************************
★ Jara (at Grand rokk)
将来おでの嫁になる人のライブです。うそです。
演奏はお粗末で素人目でもグダグダなのがわかるけど、
とにかくかわいい。途中でショルキー(写真中)なんてますますかわいい。
一緒に写真を撮ってもらうも、あまりにも目が惚の字なので自主規制。
総じてライブの感想は、、、かわいい。
(思い起こせば、この頃からトメとおでが、かわいいを連呼すれば連呼するほど、なぜかマユミは自分がかまってもらえないと思うのか、ムキになって対抗しようとするようになる。)
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★ Nico Muhly(US) (at IDNO)
全くのノーマークだったが、Jaraの時に合流した小倉さんについてIDNOに行くと大当たり。ラップトップの重圧の音に合せピアノやらバイオリンやらビオラやらの現代音楽。Jaraの後だからか、ものすごく演奏が上手い。メロディーと強弱と間とで、物語もしくは会話のように音が流れ、あっという間に時が過ぎる。
(動画もとったがupの仕方を調べる時間がないので、わかったら後日。)
演奏後、会場を出ようとすると神がかった御光を脳天から発する人物が・・・
いました、この旅で一番期待している彼が。
!!! Johann Johannsson 降臨 !!!
つってもおでが崇めているだけで、彼はとてもフレンドリーでやさしくて
人間味のある方でした。
最初見たときの写真がApparat Organ Quartet(Apparatは機械とか器具って意味らしいので、「機械仕掛けのオルガン四人衆」?みたいなかんじ。)関連での写真で、その時はなんだこの危なそうな無表情のハゲ は!?って思ってたんだけど。
小倉さん曰く、これでも最初はもっとテンション高めだったけど、最近はちょっとクールなキャラを作ろうとしている節があるそうな。
ここは挨拶だけ済ませて、土曜5時の教会での演奏を楽しみにしながら、別れましたとさ。
その後小倉さんがNico Muhly挨拶するとかで、バックステージについていくと
そこには、Sugar cubes(bjorkの昔のバンド)のドラムスのおっちゃんが
悠々と新聞を読んでいて、テンパってる間にセイハローして、
舞台袖で片付けしてるNico Muhlyの元へ。
ここもテンパってる間にセイハローして、テンパってる間に会場を後にしました。
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この後、マシューバーニー(bjorkの旦那さん)の拘束のドローウィングのサントラを手伝ったValgeir sigur∂ssonを見るという小倉さんと別れ、ムギちゃんの所へ
★ Mugison (at Reykjavik art museum)
ムギちゃんはRokkなテンションで会場を沸かし、地元の人気者って感じだった。
アルバムlonley mountainに収録されているデス声の曲をやったんだけど、その声がエフェクトも何もかけない生のデス声だと知って、ムギちゃんもハードコヤバンド組めばいいのになと思った次第であります。
Rokkな気分でなかったってのもあるし、もともとAmitも見たかったのもあってここはおとなしく途中退室。
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★ Amit(UK) (at PRAVDA)
この会場が日本のクラブに一番近い。
1階はラウンジとフロア、2階にもフロアがあるんだけど、2階のAmitを目指す。
2階に上がると、既にバッシバシのドラムンベースでとりあえずブレ二ビンをショットでかまし、上着を脱いでひたすらダンシング。
マユミはさすがについて来れないらしく、一足先にホテルへ帰宅。
ここから本場のおで&トメは変化に飛んだセンスの良いドラムンベースでバチバチにテンションが上がる。
おでの踊りがどうしてもジャンキーに見えるらしく、また変な外人から「おまえ持ってるか?」的なことを聞かれる。おでの目の前で、一人インド系のダンスで半ば瞑想に入りながら踊り狂って、ブリッジまで始めたこの腋毛ボーボーのねえちゃんに聞いてくれ。
**************************************************************
次のEwokの途中で踊り疲れ、外に出てホットドックを頬張りながら・・・
おで 「もぐもぐむしゃむしゃ」
とめ 「もぐもぐむしゃむしゃ」
おで&とめ 「夜はまだまだだよね(はぁと)」
sirkusのはすむかいのBarでディスコな感じを終了まで楽しみ追い出される。
じゃあsirkusいこっかって事で並ぶも、入り口のおばちゃんに「ノーモア」言われ
渋々帰宅。
っま木曜だもんね。こんなもんか。
]]>
iceland airwaves 2006 *** wed ***
http://d0pey.exblog.jp/5924206/
2006-10-24T22:09:00+09:00
2006-10-25T00:40:56+09:00
2006-10-24T22:09:40+09:00
d0pey
未分類
次来れるのは10年後かな・・・
10年待てるか、あほぼけかすぅ!!
そんなこんなで借金まみれになりながら今年も行ってきました氷国。
今回は ICELAND AIRWAVES 2006にあわせて渡氷するという
小倉さんの組んだパティーピーポー用のツアー。
***ICELAND AIRWAVESとは***
首都レイキャビクにあるライブハウス、クラブを会場とし、
5日間100を超えるアーティストがライブを行う音楽フェス。
正式な会場以外のカフェやクラブ、バーでも、便乗したキッズや、
現地のアーティストがライブを行い、街中はライブ一色。
昼間もちらほらライブ、正式な会場では20時頃から始まり24時頃にテンションMAXで、
夜の街中が音漏れと飲んだくれの罵声が飛び交う素敵なお祭り。
********【wed * 初日からおなかいっぱい* 】********
夕方に氷国に到着。
去年は7℃とかそんなもんだったけど、
今年は10月下旬なので3℃ぐらい。
よし、合言葉は・・・サムフォス!!!
そんな懐かしい思い出に浸りながら専用バスで
ホテルメトロポリタンへ飛ばされる。
やっぱりツアーはいいね。
何もしなくてもホテル取れてるし、
街から3分くらいだし、
タオルは替えてくれるし。
そんなこんなで去年とは一転し、
危機感ゼロのままホットドック片手に
ウキウキ街をかっぽしながら、
夜がふけるのを待つつつ
つつつつつ
つつつ
つつ
っ夜だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
************************************************************
マルAさんからmum がDJするという情報を仕入れ、いざsirkusへ。
毎度のごとく混んでて一度はドアマンに止めれる。
しかーし、甘い。
去年、おで達の目の前をズル込みしていく外人を何人も見た。
あたい、もう負けない。
中にいるエーコタソを指差し、「友達が中にいる作戦」でなんなく進入成功。
タイムテーブルから遅れること1時間、mum(GunnarとOrvar)登場
最初はアイスランド語の民謡みたいのでゆーるい雰囲気でももここはsirkus。
パーティーピーポーの期待を背負ってmumがアゲだす。
それにしてもエフェクトやらマイクパフォーマンスやら逐一かわゆい。
すごいかわゆい曲がかかったと思ったら、mumの新曲だそうな。
大阪に住んでいたことのあるアイスランヂック、「まいど!」のお兄さんが教えてくれる。
そんななかドアから クリスティンが入ってくる
かわゆスギル。
やっぱりかわゆスギルスキール。
既にテンションは限界を超えテンパリだす。
トイレから帰ってくると、とめが「あ、後ろ」と指をさす。
振り向くとそこにはGunnar(小さい方)。
とりあえず肩を抱き「ハロー!!!」。
もう酔っ払ってるからどうでもいいよね。
その後も元gusgusのフロンマン、
スーパー渋かわセクシーメン
(←)Daniel Agustさんに無知を武器に
「あーゆーあーてぃすと?」と聞いてしまい
ビールを奢ってもらい、
土曜8時にライブをやることを教えてもらう。 ************************************************************
そしてこの日一番の出来事が起こる。
ドアの方から帽子をかぶった細身の男性が・・・
あ、しがろすのよんしーだ。
やばい。
ちょっとこれは予想できなかった。
アイスランドに着いてmumが見れることがわかった。
それで既に嬉しすぎた。
んでクリスティンぐらいなら会えるだろなとは思ってた。
でも、ヨンシーは無理。聞いてない。
でもとりあえず話しかける。
写真はダメらしい。
マユミがテンション上がりすぎて間違って抱きつく。
ヨンシーは男の子しかダメなので顔が引きつる。
しばらくライブを見に行った話しなんかして、
「See you later.」と言われ別れる。
**********************************************************
おしっこ漏れるかとおもた。てか漏れた。
おで、トメ、マユミ共に股間に暖かい湿り気を感じながら
しばし放心状態。
その後も色んな人と話したけど、もはやその日はヨンシーにあった
衝撃が大きすぎてホテル戻ってi-podでsigur ros聴きながら、
おねんねしましたとさ。]]>
*** 『日本×氷国』開催 ***
http://d0pey.exblog.jp/4380092/
2006-04-12T16:50:00+09:00
2006-04-12T16:51:44+09:00
2006-04-12T16:50:31+09:00
d0pey
未分類
アイスランドから帰国後、6ヶ月の期間をかけ企画していた イベントが遂に開催されまっしゅ。
どんなイベントかってーと、オーロラ見ながら音楽聴いて、
ラムとサーモン食って、みんなでアイスランドしましょうって感じでふ。
イベントでおでを見かけたら全部語尾に「ふぉす」を付けて話しかけください。
変な人だと思って無視します。
*********************
→おとぎの国への扉←
*********************
ぜひお越しを!!]]>
別冊氷国 vol.9 『お別れの日 最終回』
http://d0pey.exblog.jp/3929157/
2005-12-20T18:49:37+09:00
2006-01-06T22:17:24+09:00
2005-12-20T18:49:37+09:00
d0pey
未分類
できればラストシーンはmumのgreen grass of tunnel(アルバム:Finally we are no one)もしくは、
The Islands Children's Children(アルバム:summer make good)を聴きながら読んで頂ければと・・・やっぱいいや。
********【9日目 *レイキャビクからお別れの挨拶* 】********
次の日の朝、空港近くののNjarovikのホステルへ移動する為、
Reykjavikとは今日でお別れ。
そんな名残惜しさに胸が苦しくなって乳首がとれそうになるが、
乳首を振り払って街へと繰り出し最後の市内探索&もみあげ探し。
いつも通りのハイテンションで街にあるものをいじり倒す。
㊧Reykjavik市内に点々とある像。どれも物悲しげ。
㊥「大相撲」と書かれ、武蔵丸のアップの写真がプリントされているバック。もみあげに無駄に買おうかとおもったが4000円。試着だけさせてもらう。
㊨Reykjavikで一番上手いといわれているホットドックスタンド。あぁ腹減って来た。
********<おでと店員の会話>**************************
(何かを買っった後帰り際に)
おで 「Takk!!!」
店員 「Oh!・・・(ニヤッ) Takk!!!」(アイスランド語使ったなおまえ!
みたいな感じでニヤついて)
おで 「Oh!!(アセって) Thank you! Thank you!」
だめじゃん。
******************************************************
街のいろんなお店をこれでもかというぐらい回った後、SIRUKSの前を「もう一度週末があったらいいのに・・・」と後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎ、6日目に食べたレストランでラムを頬張る。
次の日の移動の事を思い早めにバスでホステルへ。
バスから降りた時ふと中心街の方に目を向けると・・・
・・・アリヤトウ。レイキャビク。
そんな呟きも一緒にトランクに詰め込み、早々と床につくのでした。
********【10日目 * mumと灯台とお空 * 】********
Reykjavikのホステルを金を払わずタダ泊まりができたと思い込みテンションを上げ(実は2日目の時点で既にトメのカードに二人分全額請求されていた。だから、トメのカードも途中から使えなくなってたのね。)、Njarovikのホステルへ移動する。
mumのアルバムsummer make goodは
アイスランド最北端にある灯台GaltarvitiとGarðskagiにあるGarðskagavitiで録音・編集され、その一曲目では灯台に吹き付ける風の音サンプリングがされていて、mum曰く灯台に古くから住む幽霊の声もサンプリングされているそうな。
→の写真はこのブログのトップ画像でもありmumの公式ページやCDの解説などに載っているその灯台の写真。現地に行く前のアイスランドのイメージはこの風景。
今日の目的地はココォォォォォォォォ!!!!!
この灯台の写真だけを頼り(日本のICELANDAIR行って調べて貰ったけど地図に載ってなかった)に現地のガイドブックや地図に照らし合わせてなんとか手に入れた情報を元に、ホステルに着いた後ご機嫌(Reykjavikでタダ泊まり出来たと思ってるから)でバス停へと向かう。もちろん郊外でGarðskagiの灯台方面(Garður)行きのバスが1日2本くらいしかないので危機感も添えて。
相変わらず風は強くて寒いフォス。でもオデ達は既にアイスランヂックななので前回の失敗を省みず問答無用でバス停前でアイスを頬張る。↓あまりにも醜い表情の為、自主規制。
近くのたまり場みたいなところから出てくる小学生達に
「あいつら寒いなか何アイス食ってんの?」ばりの目で見られ、アイスランヂックは寒い中でアイスを食うという噂に少し不安を覚えるが、
そんな小学生達にトメは「ほらぁ、東洋人だぞぉ、見れるとき見とけぇ」などとほざく・・・。
ほほえましい。風は強いが太陽は出ている。
ほほえま・・・・
って40分近く待ってるけどバスがこないじゃないNooo!!!
さすがに寒い。
灯台とは逆方面のReykjavik行きのバスが来たので運ちゃんに聞いてみると、
「灯台方面のバスは、ココジャナイヨ。アッチもうちょっと行った所ダヨ。」
・・・・やってもうた。アイスランド最終日にしてこのミス。
バスは1日2本。次のバスは夕方。行ったら帰って来れない。
ホステルの人に相談してみると、なんと郊外にはローカルバスってシステムがあってタダで乗れるバスがそこら辺をグルグル回っているとの事。
さすが福祉国家。
ローカルバスでがんばればGarður(灯台近くの街)まで乗せていってもらえるから、そっから歩けば余裕!とホステルの人は言う。一安心ね。
ローカルバスに学校帰りの小学生と一緒に乗り合わせ、じろじろ見られるが無事Garðurに到着。と思いきや運ちゃんががんばらなかったらしく手前のKeflavikに到着。
Keflavikのバス停留所の人に聞いてみると、
「この建物の裏側の道を歩いていけばいけない事もないよ。Garðurまで7km、そっから灯台まで3kmで、計10kmぐらいあるけどね。」
・・・この寒さの中、車が全く通らなく人通りもない道を10kmか。
まぁ最後だから歩いてもいいかなという想いと共に、バックの中から危機感が顔を出す。
んんんん、歩くか!と決意を固めテンションを上げて見るが、建物の裏側には道が3本くらいあってどれかわかんないじゃんんか。
気付くと太陽も隠れどんより曇り空。あぁ嫌な予感。。。。
と、その時偶然警備会社のおいちゃん二人の乗る車が通りかかる。
とりあえず道を聞こう。
オデ&トメ 「Garðurってこの道歩いて行けば着くん?」
おいちゃん達 「そうね。あの道ね。でも遠いよ。」
オデ&トメ 「あぁあの道ね。ありがとさん。」
おいちゃん達 「でも遠いよ。」
オデ&トメ 「余裕!」
おいちゃん車を背に歩きだす。
しばらく歩くと背後で行ったはずのおいちゃん車のクラクションが。
おいちゃん達 「Garðurで用事があるからGarðskagiまで乗っけたるで。」
オデ&トメ 「・・・愛してる。」
絶対Garðurに用事なんてないのにやさしいのね。
一本道を予想以上にひたすら車で進むと、雨もぱらついてくる。
改めておいちゃん達のやさしさに感謝し、灯台で叩き降ろされる。
*****************************************************************
目の前には、現地に行く前にアイスランドに対して抱いてた風景が広がる。
雨風なんて関係ない。
飛び跳ねる。
途中行くのをあきらめそうになったけど、よかった。
←↑アドレナリンが分泌されている例。
曇り空からの色味のない光なか、観測所の赤が浮き出るように強調される。
←フルカラーで撮ったはずなのに、曇りすぎて彩度がほぼゼロに。
不思議。
レイキャビクの海はまったく潮の香りがしなくて、目隠しされても海の近くにいることに気付かなそうだったけど、ここの海はメチャ臭い。
打ち上げられた海草のお化けが海岸を覆い、ありえない臭いを発ししていて「クセェクセェ」と連発していた思い出が。
雨に塗れた体は、いつも以上の強風に晒され、体感温度-40度。
指がちぎれるかと思ったので、この灯台の脇にある船のミュージアム内に入って250Iskのコーヒーブレイク。
これでもかというくらい暖かいコーヒーをおかわりして、危機感と一緒に持ってきたビスケットやらなんやらお菓子を食べてしばし休憩。
↑雨も収まってきたところで、テラスにある望遠鏡でお鳥ウォッチング。
最終日はこんな曇り空かと思っていた矢先。
ん?
あれ?
おや?お空の様子がおかしいぞ。
まさか・・・
一瞬で晴れた。
↑お天道様に感謝の気持ちを表すおで。
アイスランドの天気は変わりやすくて、『今の天気が嫌なら15分待っていなさい。』っていう言葉があるとは聞いていたけど、まさかこんな一瞬とは。
↑Garðskagaviti。通称(おで達の中で)mumの灯台。
↑またもや雲のミルフィーユのようなお空。真ん中にお鳥さまがいます。大きめの画像で乗っけて置きます。
↑しっかり晴れたバージョンも撮って、もはや単なるミーハー。
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コーヒーと太陽のおかげで体も温まり、漲った元気で充分に堪能したところでGarðskagiにお別れを。
帰りは近くの街Garðurまで歩いて帰る事に。
トメのバッグのメッシュの部分にスピーカを開いてはめ込み、ここでもmumのgreen grass of tunnelを流す。
両側をアイスランドすすき(?)に囲まれ、小さな家が所々ポツポツとある、これぞ”おでの中でアイスランド”の風景の中、アンナのウィスパーボイスを耳に纏い、長い一本道を両手を伸ばしてゆっくり歩く。
おで 「ヤバふぉす・・・」
トメ 「同じく・・・幸せ過ぎるふぉす」
おで 「同じく・・・帰りの飛行機で、おで死ぬかもしれない。」
トメ 「同じく・・・・・・あうあうあぁ」
おで 「同じく・・・・あうあぁ」
もうどうしようもない。幸せすぎる。
こんなにまで心は躍るものなのか。「あぁ」としか言えない。
あぁ・・・・・あぁ・・・・・あうあうあぁ・・・・・・・・。
端から見たら、20歳を超える東洋人男性二人が両手広げてアウアウいいながら歩いてるんだから、ひどいなんてもんじゃない。
でもそこに端から見る人が誰もいないのがアイスランド。
素晴らし過ぎたひと時。
↑途中にあったお化けの守る家。ブルータスか何かにも乗ってたっけ。
その隣のブランコ↑
そんな幸せを感じていたもんだから3kmなんて一瞬。
Garðurに着いて、そっからヒッチハイクでアイスランドの人々のやさしさに触れつつホステルに戻る。
残り物のパスタで豪華な食事をとった後、次来れるのはいつかななんて話をして悲しくなる。
最後はお外で夜空を見ながらスープ片手に一服。アイスランドを体で感じる。
そして翌朝、空港に向かいロンドンで一日遊んで帰国したとさ。
**************************************************************
もうこの旅で学んだ事とかあり過ぎて書けません。
とにかく、青春だった。そして素敵だった。すばらしかった。
言葉が追いつかない感動ばかりだった。
アイスランド。素晴らしい国です。是非一度は足をお運びを。
そしたら、自分なりに必ず何か感じるでしょう。
そして何よりトメよ、本当に本当にありがとう。
チミと出会わなければ実際にアイスランドに行くこともなかっただろうに。
色々行き届かない所とかもあったけどこれからもどうぞよろしく。
(なんか奥さんに対する言葉みたいな笑)
そして
また、あの地で会おう!!!!
Takk!!!!!!!!!!!!!
別冊氷国 - 完 - ]]>
別冊氷国 vol.8 『黄金色円 後編』
http://d0pey.exblog.jp/3888003/
2005-12-14T03:50:00+09:00
2005-12-14T03:54:54+09:00
2005-12-10T19:53:24+09:00
d0pey
未分類
しばらくの間、駄文にめげず、つきあってやってください。
********【8日目 * 黄金色円 後半 * 】********
相変わらずの快晴と強風の中、お昼休憩も兼ねてゲイシールの間欠泉の目の前にあるホテルゲイシールに降ろされる。
おいしいものは後に残して置く派の二人は、あふれ出す間欠泉を横目で見て見ぬフリをしながらお昼ごはんへと向かう。
さすがに寒かったのでレストランの中で暖かいスープでも飲もうと思ったが
案の定高過ぎる。おで達に食わせるタン麺はないそうだ。
アイスランドの物価は高いというが舐めてはいけない。
・日本なら1000円~2000円で買えそうなお土産に勝ったTシャツ。
⇒アイスランドでは4000円。
・日本なら980円で食べれそうなファミレスでの夕食。
⇒アイスランドでは3500円(これでも安いとこ探した。)
・日本で200円で飲めるコーヒー。
⇒アイスランドでは500円。(ただし銀行に行けばタダで飲める。)
・日本に肩に乗せて持ち帰った妖精。
⇒・・・プライスレス(ぽっ)
カード普及率世界一のアイスランドでの買い物はVISAカードで。
学生プランの限度額には気をつけて。
(ホステルの宿泊代二人分が全部トメのカードから知らない間に引き落とされてて、カードが使えなくなり、現地で「謎にカードが使えない」ってまじあせってた。)
で、まわりのツアーの中高年の方々は、当たり前のようにレストランに入っていくが、おで達もそれに続き当たり前のように入って行き、当たり前のようにトイレだけ借りて出る。
「おで。かねもちになる。」 とトメがつぶやく。
その時おでは心の中でこう思っていた。「吉野家はどこですか?」
そんな階級の差にもめげず、ホテルゲイシールの裏手のプール(ここにもプール)の横にあるベンチに座り、ポッカポカの太陽を浴びながら、目の前に広がる景色をつまみに、お手製サンドイッチを頬張る。このまったりした感じが、
たまらなくて、笑顔がとまらなくなってしまう。
好きです。アイスランド。
↓第4レーン:トメ(from Japan)
妖精の陣 その伍
▼ゲイシールの間欠泉▼
お昼ごはんを終え、ホテルにアイスクリーム屋が入ってたのをいい事に調子こいてしまい、「これがアイスランヂックだ」と子供用トッピング付きのアイス片手に間欠泉ゾーンへと向かう。
間欠泉とは、ご存知の通り十数分間に一度噴水のように温泉を吹き上げる泉のこと。日本にもあるんだけどね。
ちなみに世界で一番噴出した高さが高いのはニュージーランドで450mらしい。450mっていうと世界第二位の超高層ビル(88階建て)と、だいたい同じぐらい。それってもはや災害のレベルね。想像がつかん。
←LITIL GEYSIR ゲイシールエリアの間欠泉もかつては70mぐらいで、ぶいぶい言わせてたんだけど、今は30mくらいらしい。
アイスを食べながら見ていると、しばらく見ていると・・・・
・・・んんん、いきなり「モコ」ってなって「ドーン」
デタァァァァァァァ!!! オトウサン ナンカ デタヨォォォォ!!!
やっぱりここでもテンションがあがってしまう。
確かに「ドーン」もいいんだけど、注目すべきは「ドーン」の前の「モコ」
噴出する一瞬前に穴から押し出された温泉が「モコ」って盛り上がって、それがまた透明のエメラルドグリーンでかわいらしい。
「モコ」は一瞬過ぎて写真には取れなかった。ザムネム。↑この穴から「モコ」ってなって↓ドーン!!!!! ↓トメが撮ったキレイなドーン!!!!!
トメが最高のタイミングでのこの撮影を終えるまで、おでは一人で近くにあったベンチで、またお空を眺めてみる。
・・・うん、アイス食ったから寒いわ。
******************************************************
最後の妖精ポイントに向かうバスの中、これから現れる幻想的な世界へようこそと言わんばかりの神ががかった空模様。
キリストが神だとか、アラーが神だとかどうでもいいけど、何か人間を超越した雰囲気を嫌でも感じてしまう。
その超越したものとは神などと擬人化されたものではなく、それこそ生を授かったこの大地、自然、地球のそのものの姿なのかもしれない・・・
なんて深いことを言ってるフリをして巨視理論でごまかしたりしない!!
(実際、これ感じちゃったけど、なんか照れくさい。でもすごいんだって自然って、ほんとに。)
妖精の陣 その陸
▼シンクヴェトリル国立公園▼
バスが公園内に入っていくに従って、周りの草木や苔が色付きはじめる。
おではバス内で一人キョドりだす。
なんだ、この絵本の中の不思議な世界に迷い込んだ感は!?
茶、赤、燈、黄、黄緑、緑、青、紫、桃、白、灰色・・・・
36色のクレパスを粉々にしてばら撒いた様に、カラフルな色の苔や草木がゴツゴツの岩ベースの大地にびっしり。
宮崎アニメの色使いとか、ティムバートンのビックフィッシュの世界観が、現実に目の前にある感じ。
素敵、素敵過ぎる。苔の精になりたひ。
苔をいじめると登場する苔の番人になりたひ。
先生、苔の番人になる試験どこで受ければいいんですかぁ。
・・・そんな叶わぬ夢を心の奥にそっとしまっている間に、通路側の席で
景色が見えずらくてお寝んねしてたトメも起き、外へと放たれる。
シンクヴェトリル国立公園は
2004年7月に世界遺産に登録された国立公園で、世界で初めて民主会議の行われた場所や、北米プレートとユーラシアプレートの境目"地球の割れ目ギャウ"が見れる場所。
普通プレートの境目は海底奥深くに沈んでいて、地上で見れるのは、エチオピアとアイスランドの2箇所だけだそうな。
この境目はアイスランドの南北にかけて走っていて、今尚東と西に向けて成長を続けてていて、そのうちアイスランドが東西に分かれるやら、分かれないやら。
割れ目には透き通った水が溜まっていて、観光客の投げ入れるコインが太陽の光を反射してきらきら。
****後日談:***************
mumのライブの喫煙所にて。
おで 「この前、急性アル中で
倒れたらしいけど、ポックリ
逝かないようにね。」
トメ 「死んだら骨はギャウに
撒いてくれ。」
おで 「ん?」
(何言い出すんだコイツ)
トメ 「おでマントルになる!!!」
おで 「・・・・死ぬなよ。」
************************** 割れ目の傍らにはまたもや苔。
いつかオデの部屋を苔で埋め尽くしてやる。
そんな決意を胸にしながらガイドに連れられ不思議な景色にかこまれた中、ハイキング道を歩いていく。
じゃ以下、写真ペタペタ↓↓ 興奮してアドレナリン出過ぎて、あんまり鮮明に覚えてない。 とりあえず、目の前に広がる光景が信じられなくて夢の中にいる様で、キョロキョロするのが精一杯。 今度行くときにはツアーじゃなく、現実のものだと実感するまで音楽を流しながらゆっくりチルアウトしたス。 寒さに負けなければ、この光景にあきるまで相当な時間がかかると思う。
というか、この大地で時間に縛られるのは悲しすぎる。
ゆっくりゆっくり気の向くままに・・・あっ目に汗がっ
*********************************************************
そんなこんなで妖精国立公園の出口をくぐり、本日の黄金色円ツアァは終了。
その後Hlemmor近くで降ろしてもらい、Bounsで買い物をした後帰宅。
ホステルのキッチンで「残り食べていいパムはコレだけだ」という
貧乏トークしていると、それをリッチな関西弁のパパンに聞かれ同情されて
おいしそうなパムや缶詰やスープを恵んでもらいましたとさ。
写真ペタペタしすぎた・・・・ごめむ
次号、ついに別冊氷国感動のラスト!
つづぅぅぅっく]]>
別冊氷国 vol.7 『黄金色円 前編』
http://d0pey.exblog.jp/3883861/
2005-12-09T19:21:48+09:00
2006-01-06T22:01:22+09:00
2005-12-09T19:21:48+09:00
d0pey
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キルビルみたいだ(笑)
今回の別冊氷国は画像が大量に載せるので、パソコンが重い人はごめんなすって。
********【8日目 * 黄金色円 前編 * 】********
góðan daginn !!! (おはやーう!!!)
太陽の妖精ちゃんに好かれ、昨日の曇り空とは、うってかわって快晴。
この日だけは・・・とずっと願って、テルテル坊主の代わりに窓際に吊るしていた臭いバスタオルの効果でしょうか。
(空港近くで泊まったホステルは全然大丈夫だったんだけど、レイキャビクのホステルのお湯は硫黄の臭いが強くて、そのお湯にぬれたバスタオルは乾くとタラの干物のかほり。)
そう。なんたってこの日はゴールデンサークルツアァァァー!!!!
アイスランドに行った方ならだいたい参加されるであろう一番メジャーでお手ごろなツアァ。
だから、今回の日記はどこかで見たことがあるような日記になるかもしれんが、おでんなさい。
特に観光スポットでなくても、アイスランドはそれだけで楽しめるけど、
ブルーラグーンも然り、金がかかるメジャーな観光スポットはその力は侮れないでし。
大型バスの座席にはめられ郊外へ
ドイツからの観光客が多いからなのか、アイスランヂックなガイドさんは英語とドイツ語の三刀流とのこと。
観光スポットの説明も、英語でしてその後ドイツ語でといった形で、ドイツ人観光客にとっては親切なんだけれども、なんせ英語がなまり過ぎてて、どこからドイツ語に変わったのがわからない。
なまっていない英語でも大変なのに、 ↑360度地平線は基本装備
おで達にはバスの出発時刻を全神経を耳たぶに集中して聞くのが精一杯。
妖精の陣 その壱
▼クヴェラゲルジの温室▼
ん。特に何も。
温泉の熱であっためた温室で熱帯植物育ててますよって。
要は、その隣にあるお土産屋で何か買っていってねって事。
んで、今のうちにトイレ行っとけよって事。
はい、つぎぃぃぃ!
妖精の陣 その弐
▼ケリズ火口湖▼
3千年前の古いクレーターにできた
カルデラ湖。
幼少の頃から阿蘇山の火口へと飛び込み前転していたオデとしてはカルデラ湖自体には馴染みはあったけど、周りの景色はやはりアイスランドならでは。
また出たな。
見渡す限りの地平線、そして足元には苔。
苔Love. アイスランドで一番えらいのは苔よ。
前にも書いたけどアイスランドには高い木や建物が少なくて、基本的に視界を遮るものがない。
東京では真上を見上げなきゃ空なんて見えないし、日頃空なんか意識しないけど、アイスランドではまっすぐ前を向いた状態で視界の4分の3が空だから思わず空を見てしまう、嫌でも空が目に入るから。
もともと人間の視界はこういう状態だったのね。
東京じゃまっすぐ前を向いても
10分の9もしくは全部建物だったりするから忘れてたわ、マザー。
文明の発達にあやかってパソコンなんか使ってる身だからアレだけど、せめて電線は地下にしまってくれ。
そんなこんなで出発時間。
これだからツアーは・・・とか言いながら置いて行かれたら、火口湖で泳ぐしかないので急いでバスに戻る。
↓注:ジオラマではありません。
↓お空にむかってデビルピース!!! byトメ rokk!!!(アイスランド綴り)
妖精の陣 その参
▼スカゥホルトの教会 ▼
11世紀から約700年にわたって最初の主教管区の中心として権威をふるった歴史的場所。
バチカンとかの威圧的なのとは違ってシンプルなので悪い印象はないが、おではキリシタムでも教会建築に興味があるわけでもないので、教会については置いといて・・・
何しろすんごく天気がいい。
んで今日も風が強すぎる。
両手を広げてダッシュしたら飛べるんでないかい?ってぐらい。
周りにツアーの人がいて恥ずかしくてダッシュはできなかったけど、手広げてちょっとジャンプしてみたらっっっ全然飛べやしない。
ん~妖精さん翼をください。
アイスランドでは電力はほぼ地熱発電。で残りは水力。
人口も少ないのもあってか、空気も水も凄いキレイ。
水は世界一きれいと言われているやら何やら。
東京で遠くの景色を見ると、晴れててもぼやけてそのままフェイドアウトしてっちゃうけど、アイスランドでは空気がきれいだから自分の視力の限界まで見えます。
遠くの氷河も見えます。車でアイスランドを回る時に、見えるもんだから「あの山のふもとまで行こう」って言ってむかったはいいものの、実際はめちゃくちゃ遠かったって事もあるそうな。
空気が違うと何がちがうかって言われればやっぱり空。
空も単に「青い空と白い雲」っていう感じじゃなくて、
「透き通った青で、空への距離を感じる丸みを帯びた空。低くてこんもりした雲、飛行機雲、高いところのシャーってなってる雲、色々な雲が色々な場所にあって、重なり合ったりいくつもの層を成して、日によって場所によって時間によってどんどん表情がかわっていく」って感じ。
はい、つぎぃぃ!!ゴールデンサークルの三本指のひとつぅぅ!
妖精の陣 その肆
▼グトルフォスの滝 ▼
見ての通り。巨大な滝。
バスを降りて少し歩くと、東京ガスmistyもびっくりのすごい水しぶき。(関係ないけどこのCMの音誰が作ってるか知ってる人いる?少し気になる)
あいやー、、、デカふぉす。 そして近ふぉす。
どんぐらい近いかと言うと、上の滝の写真の左中央に台みたいに
なってるところに人がいるでしょ。それをアップにしてみると
こんな感じ↓。ね。ってか左下端に人がいてはいけないところ
に人がいるね 。マネしないでね。
一応柵チックな物があるんだけど、それも膝ぐらいの高さに頼りないロープが
はってあるだけで、足を滑った人間を受け止められるような耐力があるとは思えない。
・・・ココらへんもアイスランドって事で。
水も触れるし、入ろうと思えば入って濁流とお友達になれそうだし。
そこで滝フェチのおではあの質問を投げかけるしか術はなかった。
おで 「これさ、これさ、こっからジャンプしたらどうなるかな!?」
トメ 「ん?」 (何を言ってるのか理解できない顔)
おで 「こっからあっちにさ、やーってしたら!?おで泳げると思うんだよね!」
トメ 「・・・・いや、死ぬでしょ。」
まぁ濁流に飲まれて滝つぼの藻屑になるのよね、それは。
そんな中、強風と水しぶきに見舞われながら写真をとってみるが、
おでの毛は、暴れに暴れ、俺の顔を覆い隠すオートモザイク機能搭載。 →
んなことはどうでもよくて、日本の滝は「山があって、その山から湧き出た水が線を成す」って感じだけども(ってかそっちの方が好きなんだけど)、アイスランドの滝は「川を落としちゃいました」てな感じ。
んで山から湧き出るってのじゃなくて、「高台があって、地球の創造主が空手チョップで高台を真っ二つに割ったらソコに大量の水がドーン」みたいな感じ。
もう人間の手に負えるレベルじゃないデカさ。
地球に住まわせてもらってますっていう感覚を改めて認識しましたよ、マザー。
切れはわるいですが、ここで前編終了。
後編近日公開!!!多分ね!!!
つづぅく
]]>
別冊氷国 vol.6 『しがろすのぷーる』
http://d0pey.exblog.jp/3839606/
2005-11-29T17:49:10+09:00
2006-01-06T21:56:20+09:00
2005-11-29T17:49:10+09:00
d0pey
未分類
もう続きかかなくてもいいかなって思い始めてるのが
icelandiaさんにバレかけたので書いてみます。
違うんですよ、一回途中まで書いたのに間違って全部消しちゃったんですよ。ものの見事に。
そしたら、そしたらさ・・・ね。
ってな具合でイってみおー
********【7日目 * 夢見がちなココロと危機感のバランス * 】********
この日はあいにくの曇り空。
でも、もともとアイスランド=曇りってイメージだったから、アイスランドに来てるなって実感してトメとおではテンション上がる。
むしろ、何にでもテンションは上がってた。
そんな曇り空の中、えりな嬢から頂いたヒントと
BSI(バスターミナル)での執拗な質問攻めでゲットとした情報を元に、Sigur Rosのスタジオへと向かう。
Reykjavikから一時間ぐらいバスに揺られ郊外の方に向かうんだけど、何せここはアイスランド。中心街でも人はほとんどいないのに、郊外なんて行って帰りのバスを逃したら・・・・。
<本日の持ち物リスト>
①お昼ゴハム (激安スーパーBounsの中でも最安の食材をかき集めて作った
目玉焼きとハムのサンドイッチ。作ると時にハムが上か目玉焼きが上かで
小一時間殴り合いの喧嘩をする。)
②非常食 (日本から密輸したカロリーメイト)
③夢見がちなココロ ( 標準装備 )
④【追加】 計画性+危機感
バスの運ちゃんに道を教えてもらい、こなれた様で「 Takk!! 」と言い放ちバスから降りる。
・・・・ダレモイナイふぉす・・・そして風が強すぎる・・・・あ、小雨だ。
持ち物リストに傘の文字はなかった為、小雨と強風のコンボをまともに食らう。
「えーつまりは小雨+強風ではなく、皮肉にも小雨×強風なのデス。
コレ。凄く寒い。 ミミもげるネ。」 by ケビン博士
さすがに古着屋で偶然8000円で見つけたモンクレールのダウンでも耐えきれない。というよりも厳密に言うと身長150cm用の為、丈が短すぎて大事なおなかをカバーできていない。
ただ行く前のイメージと風景が凄いリンクして、寒いのも相まってメーターが振り切れ、人が誰もいないのをいいことにシャウトしてみたりしてアイスランドを体全体で感じてますた。
そんなこんなしているうちにSigur Rosのプールを改造して作ったスタジオがあると言われているところに到着。
ん?どれ?
まわりのお店の人に聞くと、普通に教えてくれた。
外観は普通の家や倉庫と同じような感じ。
普通すぎて気づかないが、よーく見ると監視カメラが何台もついている。
でらコワス。
おで 「アポとか取ってないで勝手に調べて勝手にきちゃったけど・・・」
トメ 「いや、トントンしてアローって言ったらなんとかなる」
おで 「そうね。アーティストはツアー中だもんね。」
窓の隙間に耳を近づけると(←犯罪者?)アコギの音がもれている。
おで 「ヤバス。レコ中?」
トメ 「今トントンしたら殺される。」
おで&トメ 「・・・・いったん引き上げよう。」
ということで30分後。もう寒さも限界
ここまで来たらトントンしないと帰れないと堅く決意し、ついに隙をみてトントン。そしてアロー。
やさすぃー
入れてくれたー。写真も撮っていいってー。
特に英語もしゃべれないので
「日本カラキマシタ」
「シガロス好キデス」
「ココハ、モトモトプールダッタノ?」
の3語ひたすらリピートしてました。
ライブのときと同じ配置だったからフジロックを思い出してしもた。
この日は、スタジオの方のやさしさに感謝し、興奮冷めやらぬまま帰路に着こうとしたら、興奮し過ぎて帰りのバスを間違えて逆方面に乗って郊外の終点に行ってしまい、あまりの人気のなさに忘れていた危機感を取り戻し、無事ホステルへ戻り、おいしいチキンを頬張りました。
つづくかな。]]>
別冊氷国 vol.5 『おもちゃ箱でちりんちりん珍走隊』
http://d0pey.exblog.jp/3600958/
2005-10-10T18:32:42+09:00
2005-10-10T18:40:56+09:00
2005-10-10T18:31:00+09:00
d0pey
未分類
今日は起きたら肌寒く、暖かいコーシーを飲みつつベランダで一服してる時、
無性にアイスランドのことを思い出し、別冊氷国を最後まで書き抜く決意を固めました。
いつまでおまえはアイスランド行って来た気分だ!
とお思いの方もいると思います。
ええ。そうですとも。行ってきましたとも。
そんな事はさておき、この2週間弱は自分の青春時代に残る大事な
思ひ出なので、自分の為にその軌跡を最後まで綴りたいと思います。
mixiの最新日記の更新表示がメンテナンスで使えないうちに書きますんで、
文章はいちいち読まなくていいんで、許して。
*********【6日目 * おもちゃ箱でちりんちりん珍走隊 * 】*********
当初の予定では、前二日のナイトライフで遊びすぎて寝まくってるはずで、
その予定表には「死 DEATH」と書かれてたんだけども、
昼に起きると空は晴れ渡り、疲れも残ってなかったんでホステルでチャリを
借りてレイキャビークの海岸沿いを珍走することになりました。
いざゆかん!!
テンションが高すぎて脳梗塞でぶっ飛びそうになりながらちりんちりん。
まじ気持ちよかったなぁ。120キロくらい出てたかなぁ。
↑海岸線を中心街とは逆の方向にひた走る途中にあった奇人の家。
んーまじ意味不明。近くの草原に白~いキノコがぴょこぴょこ生えてたが、まさかこやつ・・・
七人の侍のポスターとか、色んなアフリカ部族のお面とかが貼ってあって、家の建物には船の部品見たいのが溶接されまくってる。
まるでハウルの動く城。ちなみに言っておくけどこの家は動かない。
が、庭にデカすぎるタイヤのブランコがあって、乗ると人が小人になったかの様。
←トメが小さいおじさんに・・・
↓この海岸線を走ってると、バイキングの船をモチーフにした虫キングなるものがあったので、すかさずデビルピース↓掛け声は「RASS!!」(デス声)
チャリの35段ギアを駆使しつつも、今度は中心街のまだ見ていないところを回る。
ここからは街の景色を。
↑チョルトニン湖。レイキャビークの街中にある湖ってか池。冬には凍って、氷上でアイススケートして楽しむそうな。おまいら夏だけとかいって冬も遊んどるやんけ!
↑池の周りは鳥がすごい多い。そして子供も多い。あと犬のウンコも多い。
トメがお土産として子供を日本に持ち帰ろうとするので必死にとめる。無難な犬のウンコをオヌヌヌする。
晴れてるので真ん中のでかい教会へ
↑教会の上から見た景色。よくガイドブックとかに乗ってる景色ね。
まぁその表現をそのまま拝借するけど、「おもちゃ箱をひっくり返したような街」とはよく言ったもの。
北欧のバイキングの歴史がある国では、海から帰ってきた主人が自分の家を見つけやすいように他の家と区別する為に家をカラフルにする習慣があるらしい。ただ、ほとんどの家が屋根も壁もトタンみたいになってて、果たしてあれで強風をしのげるのか普通に疑問。
アイスランドでは基本的に背の高い建物が少なくて、どの建物も3階建てくらい。だから街のどこにいてもこの教会見ることができて(まあちょっと丘になってるってのもあるけど)、自分の位置を確認するのにちょっと便利。
そんなこんなで、アイスランヂックになる為に寒いなかアイスクリームを頬張り(アイスランドではコンビニはないが、変わりにアイスクリーム屋さんとホットドック屋が乱立する)、チャリでホステルまでひとっ走り。
ホステルの隣の市内最大の市民プールは、寒過ぎるのに大賑わい。
←そんなアホな子供のハシャギ声に耳を傾けつつ、ホステルの裏で、チャリの返し待ち。(店員が基本的に5分後行動)
この日は夕焼けが「シャァァァァ」ってなってる中、徒歩で再び中心街に向かい、レストランでタラとラムを食べてお腹も心も満腹で帰って寝ましたとさ。
つづける]]>
別冊氷国 vol.4 『夢のまた夢 妖精ナイト』
http://d0pey.exblog.jp/3499626/
2005-09-20T20:14:21+09:00
2006-01-06T21:49:19+09:00
2005-09-20T20:13:45+09:00
d0pey
未分類
この日は夜遊びに控え遅めの起床。
洗濯物を取り込んだりした後、スーパーで
買ったチキンと持ってきたカレーを
シェフ・トメが料理し、早めの夕飯。
んーうまかった。ナイストメ。
ビバ自炊。
ホステルの中庭で大きな空に
羽ばたく鳥を見ながら一服。
あぁ鳥になりたひ。
部屋に帰ってSIRUKSに行くまで休憩しようとsigur ros を流しながら
まったりしてると、同居人のロシア人が帰ってきた。
二言三言挨拶を交わした後に、彼は言った。
「トリニナラナイカ?」
・・・むっふー。おとうさんコイツ非常にごっついよ。
「コーラモノムカ?」
っそれはムリポ。カンベンして。
ってな感じで、mumのgreen grassを聞きながら深い眠りへと落ちていった・・・
(その後ロシア人は、平然とコーラを片手にホステルのリビングで上映されるオペラを見に行ったとさ。 ロシアジン、コワス。 コワフォス。)
・・・zzz・・・
・・・ヤバフォス!! SIRUKS行かなきゃ!!!まだ間に合う!!
おで 「トメ・・・・時間・・・。」
トメ 「・・・うん・・・・。」
おで 「・・・。」
トメ 「・・・。」
おで 「・・・SIRUKS・・・。」
無言のまま、しばらく過ごす。お互いに言いたいことはわかってる。
行かなきゃ・・・でもきつい・・でも行かなきゃ・・・でもきつい・・・でも・・・
無限のループだった。
しかし、おで達はそのループを断ち切り、無言で仕度を始めた。
*********【5日目 後編* 予期せぬ出会ひひひ * 】***********
何とかSIRUKSに着くが、まだ早かったらしくバータイムなので混んでいない。
「よくやった、おで達。」と、ビールで乾杯する。
ロシア人の残汁のせいか、二人ともどんどん楽しくなってきて、
それにあわせて音のボリュームはどんどん上がって来て、人も増え、
あっという間に外には入れない人たちの人だかりが。
そっからはもはやパーティー!!!
とても狭い空間のせいかみんなフレンドリー極まりない。
いろんな人と出会った。
ビールを奢ってくれた、ウエストフィヨルズでホステル経営するおばあちゃんと
その娘のパターンアーティスト。
Bjorkの友達でフジロックの時一緒に来日したというミュージシャンと
その彼女Sala(めちゃかわゆい。基本ノーブラ)。
パーティーピーポーイギリス人、カナダ人のエコ新聞記者、
ライブにいた髭モッサ&スキンヘッドのハードコヤドイツ人の友達の
女の子(メガネがキュート)、フランス人のおねえたまたち(いい香り)、
その他退屈そうなインド人とギリシャ人、腰までドレッドのでっかいおばちゃん
RASSのギター(コワイ)・・・・etc
そんなこんなでパーティーしてると一人の長身のイケメン男性が
入り口の人だかりを掻き分けてが入ってきた。
順番待ちしていない。 どうやらVIPのようだ。
ん?
ん?
・・・ってオルヴァルじゃん!!!mumじゃん!!!
ム----------------ムじゃん、 あなた!
ありえなーい。
アイスランドに興味を持ったのはsigur ros や mumがきっかけで、
そのきっかけとアイスランドで出会った。
二人とももうはしゃぎまくり。だてのミーハーじゃない。どミーハーだ。
でも、うれしいじゃんそんなん!
帰り俺らがロンドンで一泊して旅立つ日の夜にロンドンでmumのライブがあり、
ギリギリ見れなくて残念がってたが、まさかこんなとこで会えるとは。
うれしすぎたフォス。
オルヴァルは地元で友達も沢山いるっぽく、だいぶ酔っ払ってて
マイスパレードのライブで話しかけた時より全然オープンだった。
少し話してもらえて、日本語で「アリガトウゴザイマス」と言われ、
「11月に日本に行くよ」とライブ告知されました、個人的に(笑
もちろん「I know. 」って言ったけど。
どこでやるかは酔っ払って忘れたってさ。
サインも酔っ払っててヘニョヘニョだった。
↓写真撮影禁止にも関わらず快く写真撮ってくれた。手かぶりすぎ↓
まだmumにあったという現実を整理できないまま、その日はアイスランド名物羊のソーセージのホットドック(パリパリオニオンがうまい)を食べて、夜の街をスキップしながら帰りましたとさ。
つづく
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別冊氷国 vol.3 『 妖精ナイトへの序章 』
http://d0pey.exblog.jp/3497092/
2005-09-20T06:56:48+09:00
2005-09-20T06:58:25+09:00
2005-09-20T06:55:33+09:00
d0pey
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*********【4日目 * 腹8分目ぐらいがちょうどいい * 】*********
アイスランドは冬になると、寒くて真っ暗。みんな家に閉じこもってしまう。
だから、夏の暖かいこの時期(9月だと暖かい日で10℃ぐらいだけど)の
週末は夜通し朝までナイトライフを楽しむそうな。
うそだぁと思いながらも、この日は金曜日。
空港近くのホステルからRekjavik市内のホステルに移動し、
受付のかわゆい新人さん(この子も後に妖精になる)に手続きしてもらい、
街に繰り出す。
NASAのおっちゃんに12tonarの庭(っつっても狭い)ででライブがあると
言ってたので、小さい庭でのモッシュピットに胸を膨らませて向かったが、
ホステルでの洗濯に時間をとられ見逃す。 ぱふん。
何やら市内のチョルトニン湖の近くでライブがあるという情報を仕入れ、
それまでの間、市内の激安スーパーBounsの地下一階に位置する
sugur cubes(bjorkの前のバンド)のおっちゃんが経営するレコ屋へ。
奥はアートギャラリーみたいになってて、bjorkの若い頃の写真や楽器やら
塗り絵やら何やらかんやらが飾ってある。
sugur cubesの前にbjorkがやってたバンドKUKL(発音は"クキ"と"クヒ"の間ぐらいの音)のCDを視聴した後、Bounsでアイスランドで人気のスキール(ヨーグルトとチーズが混ざった飲み物?おでは好き)を流し込み、いざチョルトニン湖へ向かう。
******************************************************************
ライブ開場は昼間はキレイなレストランで、週末の夜には椅子をはけてライブハウスとして使うといった感じ。アイスランドではレストランもバーもカフェも、夏の週末の夜にはライブハウスやクラブにするという制度っぽい。
っまそんなことは置いといてライブなんだけど、
①【 mammut 】 カワイイ女の子ヴォーカルのロック
ボーカルの女の子とベースの女の子しか見てなかった。アイスランド語がかわゆい。
②【hair doctor 】 スペインからお越しのfunkガイ
シャンプー投げたり、フロアで客に絡みながら踊ったり、おもしろかった。トラックがエレクトロちっく。
③【 RASS 】 地元キッズに大人気のデスパンク(ロック)?
ギターのおっちゃん二人かっこいい。ヴォーカルのアイスランド語デス声は爆笑。この旅中、何かある旅にRASSのデス声をマネしてた。調べてみたけど日本じゃ買えないっぽい。アイスランドのチャートでも上位にランクインするこのバンドに地元のキッズたちは大暴れ。
④【 jeff who? 】 アイスランドのUKロック
スネアがスパンと抜けるから間奏だけあがった。まぁよく聞く音。
⑤【 dr.spock 】 システムオブアダウンとレッチリの間みたいな。
ひょっとこみたいなひょうきんなデブスキンヘッドとRASSのボーカルのツインボーカルで、奇想天外な展開にベース(これもRASSのメンバー)のスラップやら、ドラム演奏ウマス。普通にかっこいいのでアイスランドで初めて、ヘッドバンキング&汗ばむ。これもアイスランドチャート上位に食い込むバンドだけど、日本では買えなそう。二人で「出てきそうなバンドだね」って話してたんだけどなぁ。
↑モッシュin アイスランド
←RASSのおっちゃん
******************************************************************
むんむんむん。
ってことでライブの後は出てこの街一番人気のクラブSRIKUSへ。
その頃には昼間は誰もいなかった街中は、
街の人みんな出てきたんじゃないかってぐらい、
若者から60代くらいのおっちゃんおばちゃんまで
酔っ払いのパーティーピーポーだらけ。
そこら辺で酔っ払いの歌声、叫び声、ガラスの割れる音、なんと賑やかな事。
噂は本当だったのね。
そしてSRIKUSはもちろん他のクラブの前には人だかり。
クラブっていっても昼間はバーだから狭いし、
パーティーピーポーが多すぎて入れないの。
入る為に並んでるんじゃなくて、入れないの。
なんせ一人出たら一人入る制度だからね。
てな感じで一時間弱クラブの前で待機したけど、
割り込みはするはなんやらで、ライブだけでも
腹8分目だったんで、その日はあきらめて帰りました。
↓SRIKUSの人だかり
帰路でたまたま見つけたホヴジ・ハウス。↑↑
米ロの冷戦を終結するきかっけとなったレーガン・ゴルバチョフ会談が行われた小さなハウス。うむ。試験で冷戦の事ばっかりやってたから、ちょっと感動した。
まさか、この日に入れなかった事がこの旅一番の奇跡に繋がるとは、
ホステルへと歩いて帰る二人には思いもよらなかったのである・・・
つづづづく
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別冊氷国 vol.2 『ぱふん と ぱきん』
http://d0pey.exblog.jp/3496213/
2005-09-20T00:43:48+09:00
2005-09-20T04:38:47+09:00
2005-09-20T00:43:47+09:00
d0pey
未分類
朝焼けの中、寝起きの一服で幕を開ける。
この日は朝からBlue Lagoonへ。
人数が集まらないとホステルからのバスは出ないらしい。フォキね。
「ヒッチハイクでいざ行かん!」と意気込んで画用紙に「Blue Lagoon」と書きなぐってみるものの、ヒッチハイク開始後2,3分で、その画用紙を掲げる間もなく成功。
やさいいのね。
のっけてくれた人に「 Takk!!! 」とお礼を言いつつキットカットを投げつけ、まだ開園前ということでBlue Lagoonの周辺を探索。 見渡す限りの空と岩。 いわ、ソラ、iwa、イワ、そら。 ↑岩の妖精?
ここはなんだ?月か?
ってぐらいゴツゴツ。 ゴツゴツフォス!!
と思いきや、踏んでみると岩を覆ってるフワフワの苔が絨毯みたいになってて、ぱふんぱふん。
アイスランドは地球で一番若い大地らしいんだけど、そのせいか植物がジュラ紀っぽい。今の植物に進化する一段階前、進化途中の植物みたいな感じね。
とりあえず、ぱふんぱふん。
無駄に周辺で遊んだ後にBlue Lagoonへ
海水の温泉で、ミネラルかなんかの関係でお湯の色がガリガリ君のラムネ味みたいな水色になってるんだけど、何せでかい。
お湯は暖かくてお肌もツルツルになったぽいけど、強い塩水で髪はギシギシ、
湯から上がると死ぬほど寒い。
んーまぁ気持ちよかったけど、一番すごいところは効用よりも景色ね。
岩、空、雲、太陽、そしてお湯の水色。
ウソみたいな世界だったから 「は?意味がわからん」 を連呼してたような気がする。
まさに摩訶不思議アドベンチャー。 ↓Blue Lagoonで撮った写真たちたち↓
***************【* 午後は、ぱきんぱきん(嘘) *】***************
Blue Lagoonを出て、日本から持ってきたカロリーメイトで昼飯を済ませ、Reykjavikに向かうバスの中、お得意の車酔いで、口からゲイシールの間欠泉を出しそうになりながら、なんとか市内へ。
軽くRekjavik市内をプラプラ。
・・・んー 人がいない。 基本的に中心街でも人がいない。
平日は人がいないという噂は聞いてたけど、ここまで人がいないとは。
そんな人気のない街にアイスランドを感じ興奮しつつも、mugisonなどを送り出してる地元レーベル”12tonar”に向かう。
店にあるCDは、ソファーに座りながら無料のエスプレッソ片手にぱきんぱきんに視聴できるので、2時間ほど居座る。
アイスランド語なまりでRの巻きが激しすぎる店員(一応NASAっていう地元のノイズっぽいアンビエントみたいなインディーズアーティスト)と、こっちの弱小英会話で、苦戦しまくりながらも、無事いろんな謎を解くことができた。
アイスランドではエレクトロニカより、ロックの方が若者に人気あるみたい。
早めにまた空港近くのホステルに帰って、チキンラーメンとサンドイッチという貧乏夕飯を食べて寝ましたとさ。
多分つづく]]>
別冊氷国 vol.1 『世界ぷるるん滞在記の始まり』
http://d0pey.exblog.jp/3493536/
2005-09-19T18:05:33+09:00
2005-09-20T04:38:13+09:00
2005-09-19T18:04:31+09:00
d0pey
未分類
※月刊氷国に関してはトメの日記(mixi)参照。
***************【1日目 * 足がムクム *】***************
成田(日本)- バンコク(タイ)- ヒースロー(ロンドン)- ケフラビーク(アイスランド)てな感じで到着まで33時間かかる為、1日目もクソもない。
飛行機にに乗るごとに出される機内食と時差で、おでとトメはゆ~るゆる。
↑バンコク待ち時間にココナッツできまるトメ ↑その名の通り下ネタ
← ロンドンに着いて気温が多少低いのを肌で感じて興奮しながらジャンクお菓子をほうばる
***************【2日目 * 妖精空港に着陸 *】***************
↑どっちが海か空かわからん。 ↑飛行機の上から見たアイスランドの
空港周辺の大地は月面みたいな感じ。
飛行機の中からアイスランドの大地を見た時は二人のテンションは爆発寸前。
そしてついに到着。
妖精空港はすごいキレイ。北欧ミッドセンチュリーって感じでかわいいんだけど
・・・人少なっ。
↑飛行機到着後の到着ロビー ↑出発ロビー
はやる気持ちを押さえ手続きをすませて、いざアイスランドの大地に足を踏み入れる。
・・・寒いふぉす
っテンション爆発!!!左肩には既に妖精が!!
空港近くのNjarovikのユースホステルにチェックインして、
草むらでゴロンしたり、池で遊んでる子供の邪魔をしたり、
ひたすら360度地平線に興奮しながら、見切り発車(発射)で周辺探索。
近くで激安で有名なスーパーを見つけ買出しするが、アジア人は珍しいらしく、相当見られる。露骨に見られまくる。
アイスランドでは、イギリス人が仕事終わりにパブで一杯引っ掛けてから帰るかのごとく、プールによく入るらしい。
ってことでアイスランヂックになる為にホステルのプールに入って、夕飯。
中に入ってる時は暖かいけど、外に出るとありえないぐらい寒いプール。↑↑この写真を撮ってるおでのきゃんたまの妖精ちゃんは、既に縮みあがりまくってる。
夜10時くらいになってやっと暗くなったのを見計らって、
オーロラ観測をしようと、街灯がない暗い草むらの方に突き進む。
そこでゴロンして、ウノから借りたスピーカーでmumのgreen grassを流しながら夜空を眺める、green grassの絨毯の上で。
ぱふんぱふん。
すばらしく贅沢なひと時。泣きそうになった。
おで 「幸セ過ギル」
トメ 「幸セ過ギルふぉす」
・・・20分経過。
おで 「寒過ギル」
トメ 「寒過ギルふぉす」
・・・さらに20分経過。
おで 「オ父サン、僕ナンダカ眠クナッテキタヨ」
トメ 「今寝タラ死ヌふぉす」
オーロラは見れなかったけど、まさに「満天の星空」と偶然の流れ星で二人とも感動してホステルに帰って寝ましたとさ。
↑ホステルの前で見た緑がかった夕焼け。っていっても現地の夜9時半から
10時くらい。
つづく
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