excitemusic

持て余した暇と、長すぎた足の指
by d0pey
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


別冊氷国 vol.8 『黄金色円 後編』

つづづづづきまして、後半編です。

しばらくの間、駄文にめげず、つきあってやってください。


********【8日目 * 黄金色円 後半 * 】********
b0010933_20392843.jpg

 相変わらずの快晴と強風の中、お昼休憩も兼ねてゲイシールの間欠泉の目の前にあるホテルゲイシールに降ろされる。
おいしいものは後に残して置く派の二人は、あふれ出す間欠泉を横目で見て見ぬフリをしながらお昼ごはんへと向かう。
 さすがに寒かったのでレストランの中で暖かいスープでも飲もうと思ったが
案の定高過ぎる。おで達に食わせるタン麺はないそうだ。

アイスランドの物価は高いというが舐めてはいけない。

・日本なら1000円~2000円で買えそうなお土産に勝ったTシャツ。
⇒アイスランドでは4000円。
・日本なら980円で食べれそうなファミレスでの夕食。
⇒アイスランドでは3500円(これでも安いとこ探した。)
・日本で200円で飲めるコーヒー。
⇒アイスランドでは500円。(ただし銀行に行けばタダで飲める。)
・日本に肩に乗せて持ち帰った妖精。
⇒・・・プライスレス(ぽっ)

カード普及率世界一のアイスランドでの買い物はVISAカードで。
学生プランの限度額には気をつけて。
(ホステルの宿泊代二人分が全部トメのカードから知らない間に引き落とされてて、カードが使えなくなり、現地で「謎にカードが使えない」ってまじあせってた。)

で、まわりのツアーの中高年の方々は、当たり前のようにレストランに入っていくが、おで達もそれに続き当たり前のように入って行き、当たり前のようにトイレだけ借りて出る。

「おで。かねもちになる。」 とトメがつぶやく。
その時おでは心の中でこう思っていた。「吉野家はどこですか?」

そんな階級の差にもめげず、ホテルゲイシールの裏手のプール(ここにもプール)の横にあるベンチに座り、ポッカポカの太陽を浴びながら、目の前に広がる景色をつまみに、お手製サンドイッチを頬張る。このまったりした感じが、
b0010933_20441341.jpgたまらなくて、笑顔がとまらなくなってしまう。
好きです。アイスランド。
 
↓第4レーン:トメ(from Japan)
b0010933_19361833.jpg


妖精の陣 その伍
▼ゲイシールの間欠泉▼

b0010933_20513610.jpg お昼ごはんを終え、ホテルにアイスクリーム屋が入ってたのをいい事に調子こいてしまい、「これがアイスランヂックだ」と子供用トッピング付きのアイス片手に間欠泉ゾーンへと向かう。
 間欠泉とは、ご存知の通り十数分間に一度噴水のように温泉を吹き上げる泉のこと。日本にもあるんだけどね。
 ちなみに世界で一番噴出した高さが高いのはニュージーランドで450mらしい。450mっていうと世界第二位の超高層ビル(88階建て)と、だいたい同じぐらい。それってもはや災害のレベルね。想像がつかん。
←LITIL GEYSIR
 ゲイシールエリアの間欠泉もかつては70mぐらいで、ぶいぶい言わせてたんだけど、今は30mくらいらしい。
アイスを食べながら見ていると、しばらく見ていると・・・・
・・・んんん、いきなり「モコ」ってなって「ドーン」

デタァァァァァァァ!!! オトウサン ナンカ デタヨォォォォ!!!

やっぱりここでもテンションがあがってしまう。
確かに「ドーン」もいいんだけど、注目すべきは「ドーン」の前の「モコ」
b0010933_2153374.jpg
 噴出する一瞬前に穴から押し出された温泉が「モコ」って盛り上がって、それがまた透明のエメラルドグリーンでかわいらしい。

「モコ」は一瞬過ぎて写真には取れなかった。ザムネム。
↑この穴から「モコ」ってなって↓ドーン!!!!! ↓トメが撮ったキレイなドーン!!!!!
b0010933_21473344.jpgb0010933_21474561.jpg
トメが最高のタイミングでのこの撮影を終えるまで、おでは一人で近くにあったベンチで、またお空を眺めてみる。
・・・うん、アイス食ったから寒いわ。

******************************************************

b0010933_295177.jpg最後の妖精ポイントに向かうバスの中、これから現れる幻想的な世界へようこそと言わんばかりの神ががかった空模様。

キリストが神だとか、アラーが神だとかどうでもいいけど、何か人間を超越した雰囲気を嫌でも感じてしまう。

その超越したものとは神などと擬人化されたものではなく、それこそ生を授かったこの大地、自然、地球のそのものの姿なのかもしれない・・・
なんて深いことを言ってるフリをして巨視理論でごまかしたりしない!!
(実際、これ感じちゃったけど、なんか照れくさい。でもすごいんだって自然って、ほんとに。)

妖精の陣 その陸
▼シンクヴェトリル国立公園▼
b0010933_16483192.jpgバスが公園内に入っていくに従って、周りの草木や苔が色付きはじめる。

おではバス内で一人キョドりだす。
なんだ、この絵本の中の不思議な世界に迷い込んだ感は!?
茶、赤、燈、黄、黄緑、緑、青、紫、桃、白、灰色・・・・
36色のクレパスを粉々にしてばら撒いた様に、カラフルな色の苔や草木がゴツゴツの岩ベースの大地にびっしり。
宮崎アニメの色使いとか、ティムバートンのビックフィッシュの世界観が、現実に目の前にある感じ。

素敵、素敵過ぎる。苔の精になりたひ。
苔をいじめると登場する苔の番人になりたひ。
先生、苔の番人になる試験どこで受ければいいんですかぁ。

・・・そんな叶わぬ夢を心の奥にそっとしまっている間に、通路側の席で
景色が見えずらくてお寝んねしてたトメも起き、外へと放たれる。
b0010933_17472917.jpg
 シンクヴェトリル国立公園は
2004年7月に世界遺産に登録された国立公園で、世界で初めて民主会議の行われた場所や、北米プレートとユーラシアプレートの境目"地球の割れ目ギャウ"が見れる場所。

 普通プレートの境目は海底奥深くに沈んでいて、地上で見れるのは、エチオピアとアイスランドの2箇所だけだそうな。

 この境目はアイスランドの南北にかけて走っていて、今尚東と西に向けて成長を続けてていて、そのうちアイスランドが東西に分かれるやら、分かれないやら。


b0010933_1810138.jpg割れ目には透き通った水が溜まっていて、観光客の投げ入れるコインが太陽の光を反射してきらきら。



****後日談:***************
mumのライブの喫煙所にて。

おで 「この前、急性アル中で
    倒れたらしいけど、ポックリ
    逝かないようにね。」
トメ  「死んだら骨はギャウに
     撒いてくれ。」
おで 「ん?」 
(何言い出すんだコイツ)
トメ  「おでマントルになる!!!」
おで 「・・・・死ぬなよ。」

**************************
b0010933_18222412.jpg 割れ目の傍らにはまたもや苔。

いつかオデの部屋を苔で埋め尽くしてやる。

そんな決意を胸にしながらガイドに連れられ不思議な景色にかこまれた中、ハイキング道を歩いていく。

じゃ以下、写真ペタペタ↓↓
b0010933_19315475.jpgb0010933_193266.jpg
興奮してアドレナリン出過ぎて、あんまり鮮明に覚えてない。
b0010933_194328100.jpg
とりあえず、目の前に広がる光景が信じられなくて夢の中にいる様で、キョロキョロするのが精一杯。b0010933_19582737.jpgb0010933_20264224.jpg
今度行くときにはツアーじゃなく、現実のものだと実感するまで音楽を流しながらゆっくりチルアウトしたス。
b0010933_19464387.jpg
寒さに負けなければ、この光景にあきるまで相当な時間がかかると思う。
b0010933_20142647.jpg
というか、この大地で時間に縛られるのは悲しすぎる。
ゆっくりゆっくり気の向くままに・・・あっ目に汗がっ

*********************************************************

そんなこんなで妖精国立公園の出口をくぐり、本日の黄金色円ツアァは終了。
その後Hlemmor近くで降ろしてもらい、Bounsで買い物をした後帰宅。
ホステルのキッチンで「残り食べていいパムはコレだけだ」という
貧乏トークしていると、それをリッチな関西弁のパパンに聞かれ同情されて
おいしそうなパムや缶詰やスープを恵んでもらいましたとさ。


写真ペタペタしすぎた・・・・ごめむ
次号、ついに別冊氷国感動のラスト! 

つづぅぅぅっく
[PR]
by d0pey | 2005-12-14 03:50
<< 別冊氷国 vol.9 『お別れ... 別冊氷国 vol.7 『黄金色... >>