別冊氷国 vol.2 『ぱふん と ぱきん』 |
************【3日目 * 午前中は、ぱふんぱふん * 】************ この日は朝からBlue Lagoonへ。 人数が集まらないとホステルからのバスは出ないらしい。フォキね。 「ヒッチハイクでいざ行かん!」と意気込んで画用紙に「Blue Lagoon」と書きなぐってみるものの、ヒッチハイク開始後2,3分で、その画用紙を掲げる間もなく成功。 やさいいのね。 のっけてくれた人に「 Takk!!! 」とお礼を言いつつキットカットを投げつけ、まだ開園前ということでBlue Lagoonの周辺を探索。 見渡す限りの空と岩。 いわ、ソラ、iwa、イワ、そら。 ↑岩の妖精? ここはなんだ?月か? ってぐらいゴツゴツ。 ゴツゴツフォス!! と思いきや、踏んでみると岩を覆ってるフワフワの苔が絨毯みたいになってて、ぱふんぱふん。 アイスランドは地球で一番若い大地らしいんだけど、そのせいか植物がジュラ紀っぽい。今の植物に進化する一段階前、進化途中の植物みたいな感じね。 とりあえず、ぱふんぱふん。 無駄に周辺で遊んだ後にBlue Lagoonへ 海水の温泉で、ミネラルかなんかの関係でお湯の色がガリガリ君のラムネ味みたいな水色になってるんだけど、何せでかい。 お湯は暖かくてお肌もツルツルになったぽいけど、強い塩水で髪はギシギシ、 湯から上がると死ぬほど寒い。 んーまぁ気持ちよかったけど、一番すごいところは効用よりも景色ね。 岩、空、雲、太陽、そしてお湯の水色。 ウソみたいな世界だったから 「は?意味がわからん」 を連呼してたような気がする。 まさに摩訶不思議アドベンチャー。 ↓Blue Lagoonで撮った写真たちたち↓ ***************【* 午後は、ぱきんぱきん(嘘) *】*************** Blue Lagoonを出て、日本から持ってきたカロリーメイトで昼飯を済ませ、Reykjavikに向かうバスの中、お得意の車酔いで、口からゲイシールの間欠泉を出しそうになりながら、なんとか市内へ。 軽くRekjavik市内をプラプラ。 ・・・んー 人がいない。 基本的に中心街でも人がいない。 平日は人がいないという噂は聞いてたけど、ここまで人がいないとは。 そんな人気のない街にアイスランドを感じ興奮しつつも、mugisonなどを送り出してる地元レーベル”12tonar”に向かう。 店にあるCDは、ソファーに座りながら無料のエスプレッソ片手にぱきんぱきんに視聴できるので、2時間ほど居座る。 アイスランド語なまりでRの巻きが激しすぎる店員(一応NASAっていう地元のノイズっぽいアンビエントみたいなインディーズアーティスト)と、こっちの弱小英会話で、苦戦しまくりながらも、無事いろんな謎を解くことができた。 アイスランドではエレクトロニカより、ロックの方が若者に人気あるみたい。 早めにまた空港近くのホステルに帰って、チキンラーメンとサンドイッチという貧乏夕飯を食べて寝ましたとさ。 多分つづく |
by d0pey
| 2005-09-20 00:43
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